スキー操作におけるBMZインソール効果
2026/04/23
スキーで深い内傾角を取るためには、股関節が自由に動くことが欠かせません。
そのためには、足首の初動がスムーズである必要があります。
一般的なアーチサポートは土踏まずを持ち上げるため、足首の自由度が制限され、深い内傾角が取りにくくなることがあります。
BMZインソールは立方骨を支える構造のため、土踏まずには空間が残り、足首の初動が非常に取りやすいのが特徴です。
その結果、股関節が動きやすくなり、深い内傾角を安定して作ることができます。
アライメントチューンとの相性も良く、センタリング・前後バランス・カフアジャスト・カンティングの効果を最大限に引き出します。
目次
BMZインソールの誕生の話
カービングスキーが登場した頃、私たちは幸運にも多くのアルペンナショナルチームの選手たちのブーツチューンを担当していました。 カービングスキーの普及とともにセットの振り幅が大きくなり、選手たちからは 「今のガチガチのインソールでは滑れない」 という声が上がり始めました。
海外遠征に行った選手からは、 「世界のトップ選手はインソールを使っていない」 という話まで聞こえてきました。
カービングスキーの時代になると、深い内傾角が求められるようになります。 そこで私たちは、従来の“土踏まずやかかとを強く固定するインソール”では、 むしろ動きを妨げてしまうのではないかという疑問を持ち始めました。 これは私たちにとっても死活問題でしたが、同時に選手たちにとっては大きなチャンスでもあり、多くの選手がテスターとして協力してくれました。
選手たちのフィードバックをもとに、 「どうすれば滑りやすくなるのか」 を徹底的に試行錯誤し、約2年の開発期間を経て誕生したのが 立方骨サポート です。 当時はまだそのような理論は存在していませんでしたが、 選手たちの感性と実際の滑走データから導き出された構造でした。
こうして生まれた立方骨サポートは、 足の自由度を保ちながら外側アーチを安定させ、 深い内傾角を取るための足首の初動を妨げないという特徴を持っています。
今では迷うことなく、 BMZインソールをアライメントチューンのスタートとして使用しています。
① 導入:なぜフットベッドが必要なの
アライメントサークルの流れの中で「フットベッド」が重要な理由
多くのスキーヤーとお付き合いさせていただきてきましたが足のゆがみがないスキーヤーは本当にまれです。ほとんどのスキーヤーの足は何らかのゆがみがありました。足のゆがみがあればその上の体もゆがんででしまいます。
バランス調整を目的とするアライメントチューンではまずインソールがスタートになります、
ただ足を固定したらいいというわけではありません。運動もできなくてはなりません。
特にカービングスキーにおいては深い内傾角が要求されます。深い内傾角を取るには“股関節の自由度”が必須です。
足のゆがみを少なくする効果を期待すると同時に足関節の自由度が滑りの質を決めるのです。

